ベトナム教師の日
1994年にユネスコが10月5日を「世界教師デー」と定めたことから、世界ではこの日を「教師の日」としている国も多いです。
しかし、ベトナム北部では1958年に「教師の日」の記念式典を行った日から11月20日で定着していきました。そして、1982年に政府は正式に11月20日を「ベトナム教師の日」と定めました。
昔から、私たちは教師にプレゼントを渡します。
主に花束や石鹸・シャンプー、化粧品をプレゼントします。
女性の教師にはアオザイを作成するために生地素材を渡すこともあります。
ただし、多くの学生から同じプレゼントをもらって困る先生もいて大変だったことから、最近は教師に現金をあげることも増えてきました。
子供たちが踊りを披露する
先生への感謝の気持ちの表現方法は多岐にわたり、例えば、歌・絵・詩などでその感謝の気持ちを表現します。
Báo tường
一番人気はベトナム語で「Báo tường」(壁に掛かっている新聞紙)と言うコンテストを行います。これには、歌・絵・詩などが含まれ、その綺麗さを先生が採点します。また、学校ではイベントが開かれ、子供たちが先生たちに歌や踊りを披露します。
私たちは 大人になっても、この習慣を守ります。特に考え方(指向)と将来の職業に大きい影響を与える高等学校の先生と関係性が強いです。